いつも身体を痛めた時にドラッグストアに寄っては買う湿布を悩むので自分用メモです
湿布の基本
「消炎鎮痛剤の強さ」にフォーカスすると値段が高ければ高いほど強くなる。そして副作用も強くなる。
それはもちろんそうでしょ。と思うかもしれないが意外と店頭に行くと値段に躊躇したりする。
今回ここで紹介するのは「非ステロイド性抗炎症薬の消炎鎮痛」の強さにフォーカスしてみる。
第4位: サリチル酸メチル(グリコール)
非ステロイド性抗炎症薬のひとつ。この成分が含まれてる湿布は安い。
安く大量の枚数をセットで買えるのでついお得だと思って手を伸ばしやすい。
が、残念ながらドラッグストアで買えるレベルでは一番下の消炎鎮痛剤となる。
有名どころだと「サロンパス」がある。
第3位: インドメタシン
非ステロイド性抗炎症薬のひとつ。サリチル酸メチルの湿布よりは値段が高くなってくる。
そしてサリチル酸メチルよりは消炎鎮痛効果は高い。
ポケモンのアイテムで存在したりしたので何か耳心地がいい。
有名どころだと「バンテリン」がある。
第2位: フェルビナク
非ステロイド性抗炎症薬のひとつ。インドメタシンより消炎鎮痛効果は高い。
ここらへんは色々な商品があるが、成分配合率で差をつけてる消費者にとってはよく分かりづらい競争が繰り広げられている。
%なのかmgなのか、統一してほしい。
有名どころだと「フェイタス5.0」がある
第1位: ジクロフェナク
非ステロイド性抗炎症薬のひとつ。これがドラッグストアで買える最高レベルの消炎鎮痛剤。
値段は高い。これも%表記とmg表記が混ざって分かりづらい。
消炎鎮痛剤の強さだけ見るならこれが一番強い。
有名どころだと「フェイタスZαジクサス」「ボルタレン」がある。
第1位: ロキソプロフェン
同一で一位。
ロキソニンと聞いて知らない人はいないレベルの非ステロイド性抗炎症薬の消炎鎮痛剤。
ようやくドラッグストアで「ロキソニンテープ」として売られるようになった。
強さは、というとジクロフェナクとほぼ同じ。
即効性や持続性で違いがあるらしいが、明確な違いを感じるために買い分けるということは現実的には不可能。
番外
ケトプロフェン
「モーラステープ」という整形外科で処方されたりするテープの成分はケトプロフェン。
ドラッグストアでは買えないので今回は対象外だが、一応「セルフケア薬局」で買えたりする。
エスフルルビプロフェン
「ロコアテープ」という滅多に処方されないレベルの消炎鎮痛テープの成分。
「1日最大2枚まで」と書いてあり効果も高いが制限も厳しい。
市販では当然買えない。
モーラステープもロコアテープも光線過敏症の副作用を起こしやすい商品であるため使用は注意が必要。
まとめ
単純な湿布の消炎鎮痛剤強さランキング で言うと
- 1位: ジクロフェナク & ロキソプロフェン
- 2位: フェルビナク
- 3位: インドメタシン
- 4位: サリチル酸メチル
という感じ。
ただ、もちろんそれぞれ副作用や他のメリット・デメリットもある。
使用の際はどの症状でどの部位に適用するかが大事。
おまけ
今だけ2枚増量のボルタレンテープを買ってみた。
どうやらボルタレンテープは
- 100g中ジクロフェナクナトリウム 1g
- 1枚あたりは 15mg
比較してみると「フェイタスZαジクサス」の方がジクロフェナクの量としては多いっぽい(?)
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