以前は虫刺され薬としてムヒを使ってました。
ムヒの効能については過去記事で検証したとおりです。
さて、今回いつも使っていたムヒアルファEXの液体タイプを使い切ってしまいました。
新しく買いに行った所、ある薬が目に止まりました。
その名も「マニューバEX11液」
なんか良さそうですが、「ムヒアルファEX」と比べてどれくらいいいのか調べてみましょう。
ムヒアルファEX 液体
まずは「ムヒアルファEX」です。こんな感じ。
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA) | 0.15g | アンテドラッグ型抗炎症成分で、はれ・赤みをしっかりおさえます。 |
ジフェンヒドラミン塩酸塩 | 1.0g | かゆみ原因物質(ヒスタミン)のはたらきをブロックし、かゆみの元をおさえます。 |
ℓ-メントール | 3.5g | 清涼感を与え、かゆみ感覚をすばやくしずめます。 |
dl-カンフル | 1.0g | 清涼感を与え、かゆみ感覚をすばやくしずめます。 |
クロタミトン | 5.0g | かゆみをしずめます。 |
イソプロピルメチルフェノール | 0.1g | 殺菌作用があります。 |
マニューバEX11 液
次に「マニューバEX11」
容量が多い成分、マニューバEX11にあってムヒアルファEXにない成分を太字にしています。
プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA) | 0.15g | アンテドラッグ型抗炎症成分で、はれ・赤みをしっかりおさえます。 |
ジフェンヒドラミン塩酸塩 | 2.0g | かゆみ原因物質(ヒスタミン)のはたらきをブロックし、かゆみの元をおさえます。 |
ℓ-メントール | 3.5g | 清涼感を与え、かゆみ感覚をすばやくしずめます。 |
dl-カンフル | 1.0g | 清涼感を与え、かゆみ感覚をすばやくしずめます。 |
グリチルリチン酸二カリウム | 0.3g | 抗炎症成分。腫れや痛みを抑える |
パンテノール | 1.0g | 保湿成分 |
サリチル酸グリコール | 1.0g | サリチル酸系抗炎症薬。消炎効果 |
トコフェロール酢酸エステル | 0.1g | 血行促進 |
リドカイン | 2.0g | 痒み痛みを抑える |
クロタミトン | 5.0g | かゆみをしずめます |
イソプロピルメチルフェノール | 0.1g | 殺菌作用があります |
ムヒアルファEX 液体 と マニューバEX11 液 の比較結果
「マニューバEX11 液」に多い成分は?
「マニューバEX11液」が「ムヒアルファEX 液体」より成分的に多くなってるのは
「ジフェンヒドラミン塩酸塩」です。
「1.0g」 →「2.0g」と増量しています。
ジフェンヒドラミン塩酸塩
「かゆみ原因物質(ヒスタミン)のはたらきをブロックし、かゆみの元をおさえます。」
つまりつらい痒みをすぐ抑えてくれる役割を果たす物質が倍増してるというわけです。
「マニューバEX11 液」 にしかない成分
「マニューバEX11液」にあって「ムヒアルファEX」にないのは下記の成分。
- グリチルリチン酸二カリウム
- パンテノール
- サリチル酸グリコール
- トコフェロール酢酸エステル
- リドカイン
痒みを抑える成分としては
- グリチルリチン酸二カリウム
- リドカイン
が増えています。
しかし、どちらも容量的には多くありません。
特にリドカインは「ウナコーワエースL」の10.0gに比べると5分の1程度の量です。
つまり?
このパッケージを見ると分かると思います。
どちらかというと刺されて痛い!というような虫さされの事も書かれています。
なるほど。かゆみ成分を抑えるとともに、痛みや炎症を抑える要素を盛り込んだのが
「マニューバEX11液」
ということかもしれません。
結論
「ムヒアルファEX 液体」より「マニューバEX11 液」の方が、成分的にはすべて上。
「ムヒアルファEX 液体」は虫刺されの痒みに特化。
「マニューバEX11 液」は痒みと痛みに対しても両方効果がある。
といったかんじ。
「マニューバEX11 液」はリドカインも入ってるので、痒みや痛みを止める即効性という意味では優秀かも。
逆にリドカインを嫌うならムヒアルファEXを買いましょう。
実際の作用については成分が複雑に絡むとは思いますが成分量的にはこんな感じでした。
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